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第一印象アップのコツ レポート1
優しい人、まじめな人・・・。 好印象すべてをまとめて第一印象がいい、と思っていませんか? 実は違っていたのです。 「第一印象がいい」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか? 「優しい人」「まじめな人」、「仕事ができそう」と思われること・・・。 きっと、さまざまな好印象を思い描いているのではないでしょうか。 ところが心理学者の齋藤勇さんは「第一印象がいい人とは、 『自分を受け入れてくれる人』のことです」と話します。 齊藤さんによると、心配性の日本人は初対面に人と会う際、 「相手は自分を受け入れるかどうか」を最も気にしているとか。 このため「自分を受け入れてくれる人」と感じた際に 「この人はいい人だ=第一印象がいい」と思うのだといいいます。 「自分を受け入れてくれる人」とは具体的に「共感してくれる」「話やすい」「あの人は安心できる」という感じを抱かせること。 「つまり一緒にいてリラックスできる人ということ」。 冒頭に述べた「優しい人」、「まじめな人」といった印象は、実はその後に受けたイメージによって抱くものなのです。 では、その第一印象を決定するのは何なのでしょうか? それはズバリ「見た目」です。 これはアメリカの心理学者マーラビアンが導き出した法則によるもの。 法則によれば、相手の「表情」6割、「話し方」3割によって第一印象が決まります。 最も重要そうな「話す内容」はわずか1割。 「人間は私たちが考える以上に外見から影響を受けているのです」 特に拘束力がない関係の場合、いったん悪い第一印象を抱かせてしまうと 「その後に修復するのは不可能と思って」と齊藤さん。 職場の同僚のように、イヤでも顔をあわせなくてはならない関係なら、 第一印象が悪くてもその後のかかわりで修復は可能。 ところがそうでない、拘束されない関係では、悪い印象を抱かせると 「もう会うのはやめよう、になってしまう」からです。 まさにその後のお付き合いをも決める第一印象。 出会いの季節にいい第一印象を与えるためのさまざまなコツを、 その根拠となる心理学の実験結果を交えながらご紹介します。 <アンケート依頼の実験> “類は友を呼ぶ” 服装の親近感 初対面の人に与える印象で大きな要素を占めるのが服装です。 ある心理学者が個別に家庭を訪ね「アンケートに協力して下さい」と ネクタイをしている人が以依頼した場合と、ネクタイをしている人が依頼した場合の実験を行いました。 日頃ネクタイをすることが多いホワイトカラー層では、ネクタイをしている調査員に9割以上の人が応諾。 それに対してネクタイをしていない調査員に応諾した人が3割にもなりませんでした。 一方、普段ネクタイをしていない人達ではネクタイをしている調査員に55%が応諾、 ネクタイをしていない調査員にそれよりも多い65%が応諾するという結果。 路上で行った同じ実験では、ネクタイをしていると調査員には7割、 していない調査員には4割の通行人が応諾しました。 人が初めて会う人を見る際、きちんとした服装をしているかかどうかだけでなく、 服装が自分を同じ傾向かどうかも関係していることが分かりました。 最初の関門は服装。 仲間になれるかどうか近づく第一歩を決める。 その人にセンスや個性は服装にも表れます。 この服装、実は第一印象の第一歩を決める要因に一つなのです。 初対面の人をジロジロ見るのはもちろんマナー違反。 でも実際には、人は初めての人に会った際、ほんのわずかな瞬間に 相手の服装や顔、ヘアスタイル、体型などをチェックしているといわれています。 なかでも自分にとって信頼できる人かどうか、 つまり話しかけても大丈夫かどうかの判断材料となるのが、実は服装なのです。 この最初に関門で「近づいてもOK」となれば、 初対面の人間同士が近づき、第一印象を形成する過程に入っていくのです。 では、どんな服装をしている人同士が近づくのでしょうか。 「アンケート依頼の実験」で明らかなように、高価であるとか、きちんとしているかといったことではなく、 自分と同じタイプの服装をしている人間同士が近づいていくのです。 特に女性の場合にその傾向は強く、初対面の人が大勢いる場では 自分と似ている服装の人に近づき話しかける例が多いといいます。 初めて会う際に相手のどこを見るかについて調査をしたところ、 女性は相手が同性でも異性でも、服装にまず目がいくと答えています。 まさに「類は友を呼ぶ」の言葉の通りだったのです。 女性同士にグループに溶け込み、うまく付き合いたいのなら、 最初は皆が着ていそうな服装に合わせて参加するのが無難。 特に日本人は、目立つことを望みません。 派手な服装だと近寄りがたい印象になってしまいます。 逆にその集団の一員となることを望まず、 独自の仲間を作りたいのなら、自分の好みに応じた服装で参加すること。 同じ思いを抱いている人が近づいて話しかけてきそうです。 <ヘスの実験> “抱いている感情を端的に語る目の瞳孔” 心理学者のヘスは、男性と女性に数種類に写真を見せ、 彼らの瞳孔がどう変化したのか調べました。 その結果、男性の瞳孔は女性の裸体の写真を見ると拡大し、 女性は赤ちゃんの写真を見たとき一番大きくなりました。 通常、人の瞳孔は目に入る光を調節するため無意識に縮小、拡大します。 ところが、この実験により瞳孔は心理的にも反応し、 興味がある事柄、好ましい事象を見たときに大きくなることがわかりました。 さらに、女性に顔写真を2枚、男性に見せました。 その女性の顔写真は、同一人物のもので1枚が瞳孔を大きく、 もう一枚が瞳孔を小さく加工したものです。 その結果、瞳孔が小さい写真より、 瞳孔を拡大させた写真の方に男性は興味を示しました。 この結果に関してヘスは、瞳孔が大きい方が「自分に好意を寄せている」と感じさせると分析しました。 第一印象を決める最大のポイントはいきいき魅力的な目 服装を目安にして近づいた後、 人はどこを見て相手を判断するのか それは目です。 「図と地」という心理学の言葉があいます。 同じ絵でも、どこを「図(形)」と見るか、どこを「地(背景)」と見るかによって、 全く違う物や形が見えてきたりすることを指します。 これを人と会って話をするときに当てはめてみましょう。 最初の瞬間は服装が「図として視線に飛び込んできますが、 会話が始まれば相手のクルクルとよく動く目や顔の表情が「図」に代わり、 服装は「地」の一部となって視界から消えます。 これは人間は動くものを注目する習性をもつからです。 よく比喩として瞳が輝いている人はステキ、など言われたりもします。 ですが実際には比喩ではなく、ヘスの実験が物語るように、何かに興味を持って真剣に取り組んでいるときや、 好意を抱く相手を見つけるとき、人間の瞳孔は大きく開けれます。 その開かれた瞳孔に光が反射して、目は本当に輝くのです。 さらに輝いた瞳を見た人は「相手は自分に興味を抱いてくれている」と感じます。 そして相手に対して好ましい印象を抱き第一印象アップにつながるのです。 初めての人と会うときは「どんな人だろう」と不安に思う気持ちが強いかもしれません。 でも、そう思いながら相手に会えば、その気持ちが自然と目に表れてしまうのです。 いい第一印象を与えたいのなら、不安に思うのではなく 「楽しみだ」という気持ちを持ちながら会うようにして。きっとその気持ちが目から伝わります。 人間の目には白目があるため、目がどこを見ているかよく分かるもの。 これは対人コミュニケーションをとりやすいように進化したものといわれています。 これから人間関係を作り上げていこうという意思を伝達するために、 お互いの目と目を合わせるアイ・コンタクトも重要です。 恥ずかしくても視線を避けることもありますが、 アイ・コンタクトを避けると相手に不安や恐怖などのイメージを与えます。 第一印象を決定付ける、大切な要素が目、なのです。 続き→第一印象アップのコツ レポート2 |
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